株式投資・書籍紹介

『暴落&暴騰で儲ける株のトリセツ』コロナショックは実は大チャンスだった?

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著者の相場師朗はコロナショックは儲けやすいチャンスだと語ります。そんな著者には独自で開発したシグナルがあります。今回はそのシグナルに概要についてご紹介します。詳しく知りたい方は書籍の購入をオススメします。

売買戦略

  • レバレッジ1倍で信用取引。暴騰相場ではロング、暴落相場ではショートを行う
  • ストライクゾーンに来た玉のみ打つ。無駄撃ちはしない
  • 大儲けするために損小利大を意識する
  • トレンドフォロー。upトレンドのときは押し目買い、downトレンドのときは戻り売りを行う
  • 相場師朗式シグナルを活用してエントリー、イグジットを行う

銘柄選定戦略

  • 貸借銘柄。暴落時にショートができるように。
  • 東証1部の銘柄
  • 株価操作しやすい以下の銘柄は避ける
    • 時価総額20億以下
    • バイオ株
    • 低位株
  • 決算直前の銘柄は避ける – 値動きが読みにくいため
  • 不祥事や経営不振銘柄は避ける

相場式ベストシグナル5選

下半身/逆下半身

  • 移動平均は5日、20日、60日線を使用
  • 株価の陽線による5日線クロスのこと下半身シグナル命名しています。下記条件がすべて揃って買シグナル点灯
    • 5日線が横ばいから右上がりに変化
    • 株価が陽線で5日線をまたぐ
    • 直近の上値抵抗線を突破
    • キリ番など心理抵抗線を突破
  • 株価の陰線による5日線クロスのこと上半身シグナル命名しています。下記条件がすべて揃って売りシグナル点灯
    • 5日線が横ばいから右下がりに変化
    • 株価が陰線で5日線をまたぐ
    • 直近の下値支持線を突破
    • キリ番など心理支持線を突破

ものわかれ

  • 押し目買い、戻り売りのエントリータイミングの知らせるシグナル。
  • 5日線と20日線を利用。
  • 5日線が20日線に近づきそうになった後、反発し離れていったらシグナル点灯
  • 著者はこれを「ものわかれ」と命名
  • 5日線が20日線をクロスしたらトレンド転換

くちばし

  • 5日線、20日線のゴールデンクロス・デッドクロスのこと。
  • 鋭角に交差した場合のみシグナル点灯
  • 20日線も横ばいでなく右上がり/右下がりになっていることが条件

N大(ニチダイ)

  • テクニカル分析におけるN波動のこと
  • 5日線が20日線を下からゴールデンクロスし、一度調整し20日線に近づき安値を切り上げて反発したところで買シグナル
  • 5日線が20日線を上からデッドクロスし、一度戻し20日線に近づき高値を切り下げて反落したところで売りシグナル

PPP/逆PPP

一般的には移動平均線の短期・中期・長期線がクロスせず平行してローソク、短期、中期、長期の順で並んでいる状態をパーフェクトオーダーと呼びます。著者はPPP(パンパカパン)と命名しています。

まとめ

基本的には移動平均を活用したシンプルな売買戦略で初心者ですぐに活用できるのではないでしょうか。ユーモアのある命名も売買パターンを覚えやすくする工夫なのでしょう。ココで紹介しきれなかった手法や思考法など、まだまだたくさんありますので興味があるかたは書籍をチェックしてみてください。個人的に「9の法則」などは損小利大に活かせると思いますので、検証してみたいと思ってます。

参考

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